2008.04.12(Sat) 【ふしぎな本】
少し変わった子あります
![]() | 少し変わった子あります (2006/08) 森 博嗣 商品詳細を見る |
毎回どこでやるのかわからない、名前もない料理屋。おひとり様限定。
ただわかっているのは女将の電話番号だけ。女将の名も、また教えられない。
その店に何度も足を運んでしまうのも、また何故だかわからない。
強いて言えば
毎回新しい素性の知れない女性と
一度きりの食事を楽しむことができるという変わったメニューがある。
女性達は特に面白いことを話す訳ではない。中にはまったく話さない女性もいる。
▼つづき読む▼
たぶん、現実の余計なものの多さにうんざりすることは自然なことだろう。
なんにしても、無駄なことが多すぎる。
したくもない義務、いらない書類、興味もないのに読んでいる文章、
続けることに意味のある会話、気持ちに反して浮かべる笑い。
真実こそあんまり必要とされてない気がする。
そういうことに気付いてしまったら駄目だ。
自分をごまかす技術を身につけて、なんとも感じないほうがよっぽど健康でいられる。
ただ、見逃されがちなのが
「美しさ」。
それはどこにでもありながら
ちょっとしたことですぐに埋もれて見えなくなる。
美しさは現実か…?
それとも逃避…?
ひとつ確かなことは 私たちが生きているこの世界、
これは悲しいほど現実だということ。
話しの終わりに結論を求める人は読まないほうがいいよ。





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